- DQ10プロデューサー齊藤陽介さん
- FF14プロデューサー&ディレクター 吉田直樹さん
- PSO2プロデューサー酒井智史さん
- PSO2ディレクター木村裕也さん
酒井さんはこの番組企画のためだけに名古屋から来た。(明日始発で帰るそうです)
酒井さんが酒が飲めないためディレクターの木村さんも参戦
目次
この企画の発端
9月15日~18日に行われたTGS2016にて多忙でビジネスデーに参加できず、一般デーから参加した吉田さんが朝一齊藤さんと出会い「昨日酒井さんと呑んでで年末MMOのP同士集まって放送やることになったから」と言われる。吉田さんは年末スノボ滑りに行く気満々だった。
一昨年放送された齊藤&吉田の年末年越し放送を酒井さんが見てて自分も出たいなと思っていた。
MMOですぐにコラボ企画をするのは難しい
スマホゲームのようにコラボを気軽にはできない。MMOでそういったコラボ企画を実現するのにも2016年7月に実施されたPSO2&FF14コラボも企画開発実現するのに足掛け3年かかったそうです。
実際、PSO2側からコラボ企画の内容をいただいても、前々から進行している企画も多々あり順序を前後することもできないので、すぐには開発には取り掛かれない。
吉田「3Dで作成しているMMOは全種族のモデリング作るのは大変で、武器や衣装が(テクスチャに)潜ってるとか刺さってたらコラボ相手側に失礼なんで」
ーFF14側もコラボしろよという問いにー
木村「元々PSO2側だけのコラボ企画だった。FF14側でもいつかはしてもらえたらいいなくらいの気持ち」
運営長「コラボというと相互やらなきゃいけないイメージがあるけど…」
吉田「すぐソーシャル系がカードですぐコラボって言うから…」
齊藤「スマホディスった」
ーNieR:AutomataとPSO2、FF15コラボについてー
齊藤「ニーアとFF14のコラボしたいって吉Pに頭下げたのに絶対やらせないって」
吉田「本当のこと言いますよ俺」
吉田「15か14どっちでもいいんだよぶっちゃけ。どっちかでやれないかなって言ってたでしょ。酷くない?」
齊藤「いやいやまずは14だったの」
吉田「15も(発売直前で)マスターアップ大変そうだから、14出しますよと思っていたら15に決まってて、あぁフラれたんだなって」
各Pが他のMMOをプレイ?
レベル上げの話にて
木村「吉田さんがα版まではドラクエに開発関わっていたんですよね?」
吉田「そうそう、まさかメタキンでガンガンレベル上げるとは思ってもなかった」
齊藤「FF14やりたいんだけど、タンクが初見でも予習していかなきゃいけないことに疲れてしまって」
吉田「ある程度はしょうがない。でもマップは迷わない作りにしてあるので大丈夫だと思う。敵の行動覚えればバフ回し固定されるので楽っちゃ楽。ヒーラーは予習いらないよ」
齊藤「新兵(DQXでいう初心者大使)として番組呼んでくれるの?」
吉田「呼びますよw」
齊藤「じゃあFF14やるよ」さすが出たがり
齊藤「じゃあ吉PはPSO2やりなよ」
吉田「やり始めたら俺ガチっすよ」
齊藤「俺ソロでタイタン倒すよ」
ー新規ユーザーのレベル上げ問題ー
PSO2、FF14はレベルカンストが前提のコンテンツが多く、DQ10もそこまでではないがある程度は求められている。
運営長「新規や少し間が空いてしまったユーザーが追いつけないことに関して」
齊藤「堀井さんに言われているのは、昔のMMOのような同じモンスターをひたすら借り続けることは、今の時代には合わないからほぼ撤廃して、話を進めたら経験値が多く入ったり、メタキンだったりとか瞬発力のあるレベル上げを入れることによって、レベル上げの概念が変わったよっていうことを伝えてあげようねって」
吉田「中国、韓国版にはジャンピングポーション(シナリオ、レベル上げをスキップしてくれる機能※有料)入ってるんで(国内でも導入するか検討中)」
齊藤「(新規の人だって)新しいことやりたいもんね」
吉田「簡単に追いつかれちゃうことについてネガティブに捉える人もいるし、プレイスキルがない人たちが大量に出てきて俺たちのプレイを阻害するんじゃないかって」
酒井「レベルだけ上がっても中身が伴っていない問題はありますね」
バージョン4、ドラクエ11について
ーユーザーのコメントの質問を拾うー
吉田「6月20日にって発表しちゃったんで社長が。(よーすぴに対して)バージョン4は?」
齊藤「分からん」
齊藤「ドラゴンクエストⅪの話なんかできるわけないだろ!」
他「NHKでちょくちょく出てましたよ」
齊藤「ドラゴンクエストⅪに関しては若い世代が活躍すべきだと思っているんです。ディレクターはうっちー( 内川毅)だし、構造上私の下に岡本北斗(PS4版)、横田賢人(3DS版)プロデューサーがもっと前に出て、新しいドラゴンクエストをもっと伝えていくべき」
齊藤「(NHKの番組で)最初にだけちょこっと映ったと思ったら最後にも映ってみんなから出たがりと呼ばれて、これはダメだと…」
吉田「NHKの番組で岡本君がすぎやま先生といい感じにやっててお孫さんみたいだったw岡本君頑張ってんなー」
齊藤「番組でも言ってたけど、大先生にダメ出しをするのは本当に大変なんだ。NGって言いにくい」
酒井「正直PS4と3DS一緒に作るなんてb…考えられないすよ」
吉田「今一瞬、バカなんじゃないのって言いかけましたよ」
酒井「マジで!?って思った」
齊藤「2タイトルに見えるけど、3DS版は3Dと2Dの2バージョン作ってるから実質3つのゲームを作っている」
吉田「マップスケールが違うのにそれぞれチューニングしててすげえなって」
齊藤「3Dの感覚で2Dでフィールドを作るとめっちゃ広くなっちゃう」
吉田「(FF14)旧版と新生版を両方作ってた時の感覚思い出した」
吉田「意外とFFvsDQ戦争はあるけど、どっちも(開発)やってるから…バトルロードをまた作りたいです」
齊藤「会社にも言ってるけど、DQやFFはおっさんたちじゃなくて若い人たちに譲って、もちろんDQFFブランドは重荷だし大変だろうけど。おっさんたちはDQFFを捨てて新しい新規タイトルを作って挑戦するべき」
藤澤仁さんもドラクエブランドを捨ててスマホゲームの予言者育成学園を作りましたね。
日本一4ねと言われたゲーム開発人たちが集結
吉田「そうは言っても我々はそういう声を見るのも仕事だから」
木村「ゲーム業界でも特殊なんですよオンラインゲームって」
酒井「4ねって呼ばれた回数が多いんですようちら」
木村「一日平均50回は4ねって書かれてるから」
齊藤「Twitterとかで4ねとかは全然いいんだけど、コロすだけはやめてw」
吉田「それはね殺害予告になっちゃって警察でてきちゃうからw」
齊藤「俺がこれだけ言われてるってことはAKBはもっと言われてるんだろうな」
ゲーム開発人は涙もろい
吉田「2年前のファンフェスでFF11のディレクターだった河本がFF11時代からファンですとか頑張ってくださいと暖かい声をもらってクロージングの舞台に立った時、走馬灯のように思い出して大号泣して、それを見た俺もつられて泣いてしまった」
齊藤「男は男の涙に弱い」
酒井「俺もPSO2の番組で3,4回は泣いてるな…」
齊藤「初心者大使の201㎝の芸人が卒業試験で泣いているのを見てもらい泣きしてしまった」
吉田「今年のファンフェスは泣かないだろうな、河本も泣いてないし。そうしたら横にいたメインシナリオ書いてる石川夏子が泣くのを我慢してて、その姿が健気すぎてもらい泣き」
運営長「りっきーさんとかすぐ泣くから。見てるこっちもウルッと来ちゃいますよ」
齊藤「逆に頑張んなきゃって思う」
吉田「プレイヤーの皆さんが泣かせにくる。頑張れーって声が胸に刺さる」
吉田「放送コメントで吉田も人間だもんなぁって流れてきてグワってきた」
初心者大使について
3タイトル共に初心者大使という団体が存在するのでシャッフルさせて違うゲームを体験させようって話に。
齊藤「オーヤマあげますよ」
酒井「小池美由ちゃんCMで見て可愛いなこの子と思ってオファーしようと思ったら、すでにFF14の新兵だった」
齊藤「PSO2とFF14は(選考基準)可愛いのが優先でしょ?」
齊藤「ドラクエはゴミみたいのがいる」
齊藤「一応うちにも可愛い子は片手で数えられるくらいはいる。それは(シャッフルに)出さない」
吉田「出せないんじゃん!それじゃあ交換にならない」
酒井「じゃあうちは可愛い子ばかりだから出せない」
齊藤「ただうちは都知事がいますからね、八幡カオル」
FF委員会に喝
ファイナルファンタジーに関わる事について話し合うFF委員会というエヴァのゼーレのような組織によーすぴが1度だけ出席したことがある話…
齊藤「ニーアのコラボの話で出席したのに吉Pはいないしタバちゃん(田畑端)もいないし。俺が知ってる人誰もいなくて。誰だこいつみたいな目で見られた」
吉田「もうあれ(FF委員会)はダメで作り直そうとしてるんすよ」
吉田「俺の要請で出るようお願いしたの。筋通さないとあとでうるさいから。たまたまその時の定例だけ出れなかった」
齊藤「だめだなこのクソ会社。本当にあんなものをのさばらせたらダメだよ」
木村「あ~これ執行役員だから言えることだよねぇw」
齊藤「DQ委員会なんてないよ、堀井さんが委員会なんだから。堀井さんがすべて」
吉田「FFはたくさん人がいて、ダメと言える人がいない」
坂口博信を呼び戻せというコメントに溢れかえる…
吉田「お金を稼ぎたいとFFタイトルを使いたがる人がいて…どっちかというと僕はそこはすげえ口うるさくて、やるなら(FFというブランドを)大事にしないと」
吉田「普段からそういったことを言ってるから、今回のニーアとFF15のコラボについても親しい中だからスルっと通しちゃったわじゃなくて、一応筋を通して欲しいと言ったの」
酒井智史の壮絶なMMO話
要約すると
episode1
15年前、酒井さんはPSO1(ドリームキャスト)のイメージデザイナーに関わっていた。
高校生から付き合っていた恋人と結婚。
7年目くらいのとき仕事が忙しかったが、発売されてからさらに多忙になり帰宅はいつも深夜3時…奥さんに寂しい思いをさせていた
僕の作ったPSO1をプレイさせてみたら、見事にハマってくれて時には一緒にプレイしたり夫婦の仲も良くなっていった。
ある時、奥さんが「大事な話があります」「実はゲーム内に好きな人ができた」
まさかの自分が作っているゲーム内で奥さんは見知らぬ人と恋に堕ちてしまう。
奥さんはその人のところへ会いに行きたいとお申し出に酒井さんは応じる。
帰ってきた奥さんが一言「離婚してください」
奥さんは「普通の時間に帰ってくる旦那さんがいい」と言い、酒井「ゲームを作っている限り、僕ではその願いは叶えられない」 離婚へ。
episode2
PSOでの恨みはPSOで返そうと、ある時PSOのオフ会に参加したら同じゲーム業界の女性と知り合い付き合うことに。
3年同棲が続いた後に結婚へ。きちんと結婚式も挙げる
しかし、結婚後、一緒には住んでくれない。理由も教えてもらえず。
そこから2年経過して理由が判明。
※酒井Pは今はもう別の方と結婚しており、子供も生まれ現在は幸せのようです。
齊藤「オンラインゲームの申し子やな」
齊藤「吉田も離婚しt…」
吉田「(苦笑い)」
3大オンラインゲーム集結してこの絵はないだろ
年越しの瞬間は3つのゲーム内の画面を映しながらの放送へ
サーバー22のジュレットにあんきもさんが。サーバーがダウンしないように配慮して22サーバーにしたそうですが大勢いますね
POS2も画面に映りチャットしだすユーザーたち
FF14の画面に切り替わった瞬間、全員爆笑w
吉田「3大オンラインゲーム集結してこの絵はないだろ」
吉田「(開発)コミュニティチーム4ねよ」
吉田さんは「チョコボサーバーで」とチョイスしたのにスタッフが別のサーバーから中継してしまったらしく、吉Pガチ怒www
吉田「ふざけんじゃねえぞコラァ」
番組終盤、無事人も集まり始まり、吉Pにも笑顔が
吉田「自分が作ってるゲームの宣伝失敗されたら誰だって怒るだろうが」
ネットではMMOユーザー同士がディスりあうけどやめてほしい。
俺たちはこんなに仲がいいんだから!(吉Pがよーすぴの頬にキスする場面も)
2時間程度の番組でしたが、ここでは語りきれないくらいの内容の濃い番組でした。まだ見てない方はぜひ見てください!面白かったー!!!
ニコ生タイムシフト(8時間10分~)
YouTubeその1
YouTubeその2
うう…あの日にかえりたい
自分もドラテンがベルト絡みで課金でざわついてるからふとこの事思い出して懐かしくなって見に来たらコメント残してる人いてて草